新信砂浄水場(浄水施設)

取水口

新信砂川の表流水(原水)を取水堰により取水する施設です。
取水した原水は、自然流下により2本の導水管を通り大きなゴミを取り除くための接合井に流れていきます。

取水小屋
混和池
![]() 凝集剤:ポリ塩化アルミニウム |
![]() アルカリ剤:苛性ソーダ |
接合井で大きなゴミを取り除いた原水は、混和池へ送られます。
ここで2種類の薬品を注入し、急激な撹拌エネルギーを与え薬品の混和と拡散をさせます。(写真は薬品貯蔵タンク)
フロック形成池

薬品が混和された原水をそれぞれ速度の違う3枚のフロッキュレータ(羽)で撹拌し、強固で沈降しやすいフロック(原水の濁質粒子が凝縮したもの)を形成させます。
フロック監視カメラの画像
(1メモリ5mm四方)
沈でん池

ゆっくり流下させることにより、大きく成長したフロックを沈降させ、きれいな上澄水のみを送り出します。 効率的な沈殿効果を得るため、傾斜板を設置しています。

移動式傾斜板
急速ろ過池

フロックの除去された沈でん水を速い流速でろ過層を通過させ微細な粒子を除去する浄水工程の最終仕上げを行う施設です。
ここで出来上がったろ過水には、消毒剤として次亜塩素酸ナトリウムを注入し、浄水池へ送ります。
浄水池

最終処理を行った水(浄水)を一旦この施設に貯水し沖見配水場に送水します。
安定した送水の確保のため、調整容量及び送区配水量を考慮し、1日最大給水量の5時間分を貯水できます。(合計3,000立方メートル)
留萌市内の沖見配水場までは高低差利用し、自然流下により送水されております。
尚、送水には浄水池からおよそ8時間かかります。
排水池・天日乾燥ろ床


排水池
ろ過池の洗浄排水は排水池に送られます。ここで静止沈降させ、きれいな上澄水のみを川へ放流、沈降したスラッジ(汚泥)を天日乾燥ろ床へ排出します。
管理棟本部

中央管理室では、中央監視システムの導入により各施設の監視及び操作の一元管理を行っております。
水質試験室では、常に水に異常がないか監視しております。
![]() 水質試験室 |
![]() 自家発電室 |
![]() 電気室 |
水道施設見学会

毎年、小学校4年生の学習の一環で、留萌市内や増毛町から浄水場の施設見学に訪れております。(写真は留萌市緑丘小学校)
また、例年6月上旬の「水道週間」にあわせ、一般市民を対象とした水道施設見学会を実施しております。
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- このページに関するお問い合わせ
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都市環境部 上下水道課
〒077-8601 北海道留萌市幸町1丁目11番地 分庁舎1階
電話番号:(上水道)0164-42-5151/(下水道)0164-42-2049
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