覚えておきたい 子どもの症状別対応法

子どもが起こしやすい症状(発熱、誤飲、脱水症、嘔吐、けいれん)別に「救急車を呼ぶ」「様子を見る」といった対応法をまとめました。
子どもが遭いやすい事故などについては、母子健康手帳に年齢別に書いてあるので参考にしてください。


・発熱
 人によって平熱が違うため、「〇℃以上は危険」といった目安はありません。
一般的に「平熱+0.5℃」で寒気やだるさが生じ、「平熱+1℃」で起き上がるのがつらい状態になりがちです。普段からお子さんの平熱を知っておき、医師に伝えられるようにしておきましょう。
 3か月未満のお子さんが夜間に38℃以上の熱を出した場合は、夜間救急外来がある医療機関を受診しましょう。
もし熱が出ても、食欲があったり機嫌がよければ、翌日かかりつけ医に診てもらいましょう。
 
 
 
・誤飲
 食べ物・飲み物以外のものを飲み込むことを「誤飲」といいます。
飲み込んだものによって、吐かせた方がいい場合と、無理に吐かせない方がいい場合があります。
母子健康手帳によっては誤飲してしまったときの対処法が書いてあるので確認しましょう。
 
 
 
・脱水症
 体重の10~15%の水分が急激に減ると、脱水症になります。
健康時の体重を日頃から知っておき、水分がきちんととれているかを確認しましょう。
 また、次の症状が出ている場合は、脱水症の可能性があるので、すぐに救急車を呼ぶか、夜間救急外来がある医療機関にかかりましょう。
 ・おしっこの回数が少ない  ・おしっこの量が少ない
 ・おしっこの色が濃い    ・涙が出ない
 ・目がくぼんでいる     ・おなかがへこんでいる
 
 
・嘔吐
 ミルクなどを飲ませた直後に吐き出した場合、30~40分後にもう一度ミルクなどを飲ませてみましょう。
元気よく飲んだり、顔色が良かった場合は、げっぷがうまく出なかった、せき込んだといったことが原因と考えられるので、問題ありません。
飲まなかったり、胃液や胆汁(緑色)を吐いた場合は、「♯8000」に電話して指示に従いましょう。
 ※「#8000」…北海道小児救急電話相談  毎日19:00~翌朝8:00   
 
 
・けいれん
 けいれんは脳炎など重い病気の可能性があります。次の場合は救急車を呼びましょう。
  ・人生で初めてのけいれん
  ・1歳未満でのけいれん
  ・体の片半身だけがけいれんしている
 
該当していなくても、繰り返しけいれんを起こす場合は、何らかの病気の可能性があるので、かかりつけ医に相談しましょう。
 
☆ワンポイント☆
 うまく話せない子どもは、痛くてもそれを伝えられません。
 一般的に痛みの特徴として、
  ・赤くなる
  ・腫れる
  ・熱を出す
  ・機能に障害が出る(歩けないなど)
 があります。このいずれかに当てはまったら、かかりつけ医に見せましょう。
 
※あくまでも一例です。個人差があるので、不安なときは「#8000」に電話するなどの対応をとってください。 
このページに関するお問い合わせ

市民健康部 保健医療課
〒077-0023 北海道留萌市五十嵐町1丁目1番10号 保健福祉センターはーとふる
電話番号:0164-49-6050
FAX番号:0164-49-2822

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