マイマイガの特徴と対策について

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  • 更新日 令和7年5月16日

マイマイガとは?

マイマイガとは、身近に生息する大型の蛾です。
約10年の周期で大発生し、終息までには3年程度かかると言われています。

幼虫(毛虫)は5~7月にかけて孵化し、雑食性で、山林の落葉広葉樹や稲などの
農作物、家庭の庭木に被害を与えます。
毛虫は吐いた糸にぶら下がり風に乗って飛び移動するため、外で乾かした洗濯物に
付着することがあります。

7~8月にかけて成虫(蛾)となり、夜間に街灯等の照明に飛来し、
300~600個の卵の塊を建物の外壁や照明近くの樹木などに産み付けます。

マイマイガの卵
 

ふ化したばかりの幼虫


成長した幼虫と成虫
 

人体への影響

皮膚の弱い人や幼児などが、ふ化したばかりの幼虫に触れて体毛が刺さると、痛みが出たり、かぶれる場合があります。また、成虫の羽にあるりん粉が肌に付着すると人によっては発疹が出る場合がありますので幼虫や成虫には直接触れないように注意してください。
 

駆除の仕方:卵塊の場合

外壁などに付着した卵塊、半分に切ったペットボトルヘラなどでそぎ落としてください。
 

駆除の仕方:幼虫(毛虫)の場合

体長1cm以下の幼虫については、スプレー式殺虫剤薬剤(殺虫剤)による駆除のほか、ガムテープに貼り付けて取り除く方法が効果的です。

小さい幼虫が樹木などに広がっている場合は薬剤(殺虫剤)の散布が有効ですが、使用方法や注意事項をよく読み、近隣に十分な周知を行った上で使用してください。

大きくなった幼虫についてもスプレー式殺虫剤を直接吹きかけることで駆除できるようですが、効き目が薄い場合は捕殺するか、火箸などで捕まえて洗剤液を張ったバケツに入れ、溺死させることが有効とされています。

※薬剤の購入等については、ホームセンター等の販売店にご相談ください。

駆除の仕方:成虫の場合

成虫になるとあまり効果的な駆除方法がなく、殺虫剤の効き目が薄い場合もあるため、なるべく卵か幼虫のうちに駆除すると被害が広範囲に及ばないものと考えられます。
また、夜間の照明に飛来することから、発生時期に合わせた消灯や誘虫性の低い照明(LED灯など)への交換を行うことで、照明付近での産卵を防ぐことができます。

※マイマイガの駆除を行う際は、必ず手袋やマスク、ゴーグル等を着用してください。

駆除したマイマイガの処分方法について

不燃系埋立ごみで出すか、土中に埋めるかで処分をお願いします。
このページに関するお問い合わせ

都市環境部 環境保全課 環境保全係
〒077-8601 北海道留萌市幸町1丁目11番地 分庁舎2階
電話番号:0164-42-1806

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