☆..‥..‥★..‥..‥☆..‥..‥★..‥..‥☆..‥..‥★..‥..‥☆     ・                                 ・     ・   留萌安心情報メールマガジン            ・     ・                                 ・     ・     【防災情報】       第68号 2017.5.8 ・     ・                                 ・     ☆..‥..‥★..‥..‥☆..‥..‥★..‥..‥☆..‥..‥★..‥..‥☆ :*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*  ※お使いのメールソフトの表示を「等幅フォント(MSゴシック・MS明朝)」   に設定していただくことで、文字の体裁を崩さずにメールマガジンをご覧い   ただくことができます。 :*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:* ■ 北朝鮮のミサイル発射に対する対応策について   では実際に我が国へ弾道ミサイルが発射された場合の情報の流れや、具体的な   退避行動はどうしたらよいのでしょうか?   今回は、特にJアラートの概要や仕組み、弾道ミサイル攻撃を受けた際に取るべ   き対処行動等についてまとめてみました。緊急時の参考になれば幸いです。 ■ Jアラート(全国瞬時警報システム)について ○ 概 要 Jアラートは、津波をはじめとする大規模災害や、武力攻撃事態又は存立危機 事態が発生した際に、国民の保護のために必要な情報を通信衛星(スーパーバー ドB2)を利用して、瞬時に地方公共団体に伝達すると共に、地域衛星通信ネット ワークに接続された同報系市町村防災行政無線(以下、「防災行政無線」)や有 線放送電話を自動起動させ、サイレンや放送によって住民へ緊急情報を伝達する システムです。 Jアラートは、国民保護法に基づく国民保護体制を運用面から支えるものとされて います。特に、弾道ミサイル攻撃やゲリラ・特殊部隊による攻撃(ゲリラ・コマンド ウ攻撃)が発生した場合は、事態は一刻を争うことから、「国民保護サイレン」を 吹鳴させるなどして住民に対して警報を速やかに伝達し、できる限り多くの住民や 外出中の者を屋内退避や避難に導くことが定められています。国民保護サイレンは、 これを耳にした誰もが自身に武力攻撃という危機的状況が迫っていることを認識で きるよう、あえて不快感や警戒心といった自己防衛本能を呼び起こす音を発して吹 鳴されます。この音は総務省の運営する「国民保護ポータルサイト」において誰で  も視聴することができるが、むやみに吹鳴することは違法行為となります。 当初はJアラートを受信できる機関は地方公共団体に限られていましたが、2009年  1月6日以降は、指定行政機関、指定地方行政機関、指定公共機関等にも拡大され、  各省庁や公共機関、マスコミ、公立学校・病院等でも受信可能です。 ○ 情報伝達の流れ 緊急事態の発生から住民に情報が伝達されるまでの大まかな流れは、以下の通り です。 【緊急事態の発生とその覚知】 津波や武力攻撃等の緊急事態の発生後、気象関係情報については気象庁が、武力 攻撃等の国民保護関係情報については内閣官房がまず覚知します。弾道ミサイルの  情報については、航空自衛隊の自動警戒管制組織またはアメリカ戦略軍宇宙統合機  能構成部隊・北アメリカ航空宇宙防衛司令部から内閣官房に伝達されます。  【消防庁へ情報伝達】  気象庁または内閣官房は覚知した緊急事態について、消防庁に情報を伝達します。 【地方公共団体へ情報伝達】   消防庁は通信衛星(スーパーバードB2)を経由し、緊急情報を全国の地方公共団体へ  配信します。  【住民へ情報伝達】  消防庁からの緊急情報を地方公共団体が受信。市町村において防災行政無線や有  線放送電話が自動起動され、サイレン吹鳴や音声放送等により情報が住民へ伝達さ  れます。基本的には、屋内退避や高台への津波避難による自己防衛が指示されます。 ○ 身を守るために取るべき行動 政府は、「弾道ミサイル落下時の行動について」という、ミサイル落下時に身を 守るためのガイドを内閣官房国民保護ポータルサイトに掲載しています。 国民に対して、国外からのミサイルに対応するための行動ガイドが公開されるのは、 きわめて異例です。 情報の公開理由について、内閣官房長官の記者会見では、次のように説明されてい ます。 北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に落下する可能性がある場合、政府は、 地方公共団体と連携して、全国瞬時警報システム、いわゆる「Jアラート」を使用し、 緊急情報を伝達することといたしております。最近、このJアラートによる情報伝達 の流れなどを掲載した国民保護ポータルサイトへのアクセス数が急増し、内閣官房 などに多数の問合せが寄せられるなど、国民の皆さんが高い関心を持っていること を踏まえ、政府では「Jアラート」による緊急情報の伝達があった場合に、国民の 皆さんが身を守るために取るべき行動をとりまとめ、本日、内閣官房のホームペー ジにある「国民保護ポータルサイト」に掲載しました。 ○ Jアラートが流れたときの対応 公開された情報では、Jアラートが流れた際には、次のように行動することが推奨 されています。 【屋外にいる場合】 近くのできるだけ頑丈な建物や地下街などに避難する。 近くに適当な建物がない場合は、物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守る。 【屋内にいる場合】 できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動する。 ○ 携帯電話でのJアラートの受信 「Jアラート」は消防庁が展開している「全国瞬時警報システム」の通称です。 Jアラートが発令された場合、地方自治体による行政無線やサイレン、テレビや ラジオなどで伝達が行なわれます。携帯電話については、NTTドコモ、KDDI、ソフト バンクなどの大手キャリアについては、エリアメールや緊急速報メールなどの形で、 Jアラートが配信されます。この制度が始まった、2014年以降の機種であれば、初期 設定のままで受信できます。なお、設定が不安な人や、格安スマホなどを利用してい て緊急速報メールなどが受信できない場合は、「Yahoo! 防災速報」などの防災アプ リをインストールすることでJアラートが受信できます。 ※ 防災に関するお問い合わせは、市役所総務課(危機対策係)へ :*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*   【 発 行 】 : 留萌市 総務部 総務課   【 住  所 】 : 〒077-8601 北海道留萌市幸町1丁目11番地   【 T E L 】 : 0164-56-5005   【  M a i l  】 : bousai@e-rumoi.jp   【バックナンバーURL】: これまでの配信内容はこちらです。      http://www.e-rumoi.jp/shisei/rum_0011.html :*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*   留萌安心情報メールマガジンに関するご意見やお問い合わせ、配信先の変更  や停止は、こちらに送信してください。     e-mail merumaga@e-rumoi.jp :*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*   このメールマガジンに掲載された記事の無断転載を禁じます。   このメールマガジンをパソコンでご覧いただくときは、等幅フォント(MSゴシ  ック・MS明朝)に設定して、ご覧いただくことをおすすめします。 :*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*