☆..‥..‥★..‥..‥☆..‥..‥★..‥..‥☆..‥..‥★..‥..‥☆     ・                                 ・     ・   留萌安心情報メールマガジン            ・     ・                                 ・     ・     【防災情報】       第67号 2017.4.6 ・     ・                                 ・     ☆..‥..‥★..‥..‥☆..‥..‥★..‥..‥☆..‥..‥★..‥..‥☆ :*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*  ※お使いのメールソフトの表示を「等幅フォント(MSゴシック・MS明朝)」   に設定していただくことで、文字の体裁を崩さずにメールマガジンをご覧い   ただくことができます。 :*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*  ■ 震度7の地震について    気象庁が発表している震度は、原則として地表や低層建物の一階に設置し   た震度計による観測値です。気象庁の震度観測は、1996年(平成8年)   の「地震観測法」の改正と共に、それまで人の体感や現地調査に基づいてい   たものから震度計に変わり、震度情報の速報体制が確立されました。    ○ 震度7の導入     ・ 1949年(昭和24年)の地震観測法の改正により、「激震」と      呼称する「震度7」が新たに設けられました。     ・ 1996年(平成8年)の震度階級改定により、体感による観測を      全廃して震度計による観測に完全移行し、震度5と6にそれぞれ「弱」      と「強」が設けられて10階級となり、「微震」〜「激震」の名称は      廃止され、計測震度6.5以上を震度7としました。     ○ 最大震度7を記録した地震     ・ 気象庁による震度7の観測回数は5回であり、平成7年の兵庫県南      部地震(阪神淡路大震災)が最初で、新潟県中越地震、東北地方太平      洋沖地震(東日本大震災)及び熊本地震において記録しています。     ・ 兵庫県南部地震で震度7が初めて記録されましたが、気象庁の「地      震情報」の段階では震度6でありました。当時の規定に基づき現地調      査で判定が行われ、淡路島北部から阪神間の一部地域で「家屋の倒壊      が30%以上に及ぶ」ことを基準とする震度7が適用され、震度計に      よる観測とは呼ばずに適用とされています。     ・ 熊本地震は、一連の地震活動において、現在の気象庁震度階級が制      定されてから初めて震度7が2回観測された地震でありました。       ○ 震度7の地震が発生した場合の状況(影響)     ・ 落下物や揺れに翻弄され、自由意思で行動できない。ほとんどの家      具が揺れにあわせて移動する。テレビ等、家電品のうち数キログラム      程度の物が跳ねて飛ぶことがあります。     ・ 耐震性の高い住宅・建物でも、傾いたり、大きく破壊されるものが      あります。     ・ 大きな地割れが生じたり、地すべり・山崩れが発生します。また、      地表部の隆起・沈降等で地形が変形することがあります。     ・ 電気・ガス・水道等のライフラインの供給が停止するとともに、道      路・交通障害、通信障害などインフラ等に大きな影響を受けます。    昨年11月下旬〜12月中旬にかけて、留萌管内において5度の有感地震   が観測されています。最近では2月8日及び2月28日にも観測されており、   震源地は、主に留萌地方中北部でマグニチュードは2.3〜4.7と比較的   小さい地震ですが、ここのところ頻発していることが懸念されます。    地震は、他の災害と違って、突然に起こり対応の余裕もありませんので、   何時地震が起きても対応できるよう普段から備えておきましょう。  ■ 防災ワンポイントクイズ(H29-4)      ○ 地震時の人の体感や行動、あるいは屋内及び建物の状況で、気象庁が震    度7のときの目安としているもので、正しいものはどれでしょうか。     A.立っていることが困難になる。       B.固定していない家具のほとんどが移動したり倒れたりし、飛ぶこと      もある。      C.木造の建物では、耐震性が高くても壁などに軽微のひび割れ・亀裂      が見られることがある。    ・ 震度7のときの人の体感・行動としては、立っていることができず、     はわないと動くことができません。    ・ 木造建物(住宅)では、耐震性が高くても壁などのひび割れ・亀裂が     多くなり、まれに傾くことがあります。(正解:B.)   ※ 防災に関するお問い合わせは、市役所総務課(危機対策係)へ :*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*   【 発 行 】 : 留萌市 総務部 総務課   【 住  所 】 : 〒077-8601 北海道留萌市幸町1丁目11番地   【 T E L 】 : 0164-56-5005   【  M a i l  】 : bousai@e-rumoi.jp   【バックナンバーURL】: これまでの配信内容はこちらです。      http://www.e-rumoi.jp/shisei/rum_0011.html :*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*   留萌安心情報メールマガジンに関するご意見やお問い合わせ、配信先の変更  や停止は、こちらに送信してください。     e-mail merumaga@e-rumoi.jp :*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*   このメールマガジンに掲載された記事の無断転載を禁じます。   このメールマガジンをパソコンでご覧いただくときは、等幅フォント(MSゴシ  ック・MS明朝)に設定して、ご覧いただくことをおすすめします。 :*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*