★・・・☆・・・★・・・☆・・・★・・・☆・・・★・・・☆                          留萌安心情報メールマガジン        【感染症警報について】号外 2016.9.16                       ★・・・☆・・・★・・・☆・・・★・・・☆・・・★・・・☆ 留萌保健所からヘルパンギーナ警報が発令されました。    平成28年第36週(平成28年9月5日~平成28年9月11日)において、留萌保健所管内 の定点あたりのヘルパンギーナ患者の報告数が、警報基準である6人以上となりました。 1.ヘルパンギーナの感染予防  治癒後も3~4週間は原因ウイルスが便中に排出され、感染しても発症しない例(不顕性感染) も多いため、気づかない間に感染者と接触している可能性があると考えられます。手洗いを励行 するとともに、集団生活ではタオルなどの共用は避けましょう。 2.ヘルパンギーナとは  ヘルパンギーナは、急性ウイルス性咽頭炎で乳幼児を中心に夏季に流行する夏風邪の代表的疾患 です。  特に4歳以下の小児に多く、主に飛沫感染・経口感染(糞口感染)し、2~4日の潜伏期間を経て突然 の発熱とともに喉の奥に痛みを伴う水疱・潰瘍をきたします。  重症化することは少なく、2~4日で症状は落ち着きますが、熱性けいれんやのどの痛みによる食欲 不振・脱水症状を起こすことがあります。  また、まれに無菌性髄膜炎やウイルス性心筋炎などを合併することもあるので、頭痛・嘔吐や様子 がおかしいといった症状がある場合は注意が必要です。